高齢者の運転による重大事故
ちょっと今更感な話題ですが私も他人事ではないので
関連記事を読み漁っているうち偉人を発見しました(〃艸〃)
「ストップペダル」と言うアクセルとブレーキの踏み間違いを
防ぐ装置を考案制作したナンキ工業の南平次さんです
この装置は知ってるよ、とおっしゃる方は多いかもしれませが
この方元々は自動販売機の設置やビールサーバー設置と
メンテナンスの会社を30年ほど経営されていたそうです。
ですがそろそろ現役を引退しようとしていた71歳の時に
痛ましい事故が繰り返される事実を知り以降約9年間
一人で試行錯誤の末この装置の実用化に漕ぎ着けたそうです。
自動車の専門知識も機械製造の技術もないゼロからのスタート。
国内外の認可を取得した後、当初は希望するご近所の方や知人に
なんと無償で提供されていたそうです。
もうこういう方はもっと賞賛されて欲しいとつくづく思います。
この他にも後付け安全装置の開発が進まない大手自動車メーカに
代わり頑張ってる企業さんがあります!
ナルセ機材有限会社さんで代表取締役は鳴瀬益幸さん。
こちらは「ワンペダル」と言う装置を開発販売しています。
そしてオートバックスが専売品として販売されている
「ペダルの見張り番」という物もありました。
ですがこの「ペダルの見張り番」はネットに不具合報告もあり
売れ行きも今ひとつ。
そりゃ安全装置が安全に働かなければ売れませんよね(笑)
またこの商品の開発元のミラリードは業績の不振の為すでに破産。
アフターフォロー大丈夫なの?という不安要素もある様です。
ではでは大手自動車メーカーは何しとんねん!
と思い調べてみました(笑)
先ずホンダ。
車種によって緊急ブレーキシステムが異なりますが
ホンダセンシングという技術はカメラとレーザー両方を使い
車両と歩行者双方に対し時速100㎞以下で走行中の場合に
危険を回避してくれます。
ですがレーザーしか搭載されてない車種は歩行者をカバーできず
後付けの安全装置の開発には既に取り組んでいるので
出来る限り早く販売したいとのこと。
こちらも車両と歩行者に対応します。
インテリジェントクリアランスソナーは駐車の際の
踏みすぎ踏み間違いに対し自動でブレーキ。
2018年12月には後付けの踏み間違い加速制御装置を販売しており
前後3m以内の障害物に対しブザーで注意発起し
間違えてアクセルを踏んだ場合は加速制御で
衝突被害を軽減してくれるというもの。
またガーディアンと呼ばれる技術は
ドライバーの状況を各種センサーにより観察し危険な状況では
AIが運転を代わり事故を防ぐ研究開発もしているそうです。
日産、三菱は車種によって大分ばら付きがある様です。
これはこのメーカーに限らずレーザー搭載のみの車種は車両のみ
カメラも搭載していれば人にも対応します。
そしてダイハツのスマートアシストIII。
こちらは2このカメラを搭載し運転をサポート。
車両は時速80㎞以下、人に対しては時速50㎞以下で走行の場合
緊急ブレーキを作動させます。
スズキはデュアルセンサーブレーキサポート。
レーザーとカメラを使い車両と歩行者両方に対応。
とまぁ色々調べて書きましたが記事によって説明が違ってたり
またメーカー各社それぞれの安全システムも
車種や年式により全ての車に搭載されている訳ではないので
そこはくれぐれも誤解のない様に。
日本でも高速道路限定ではありますが
いよいよ自動運転が導入されると公式発表がされました。
自分が運転免許証の返納を真剣に考える年になる頃には
車事情ってどうなってるんでしょうね。